<肌の仕組み>

- 肌は『表皮』『真皮』『皮下組織』の3層の構造になっている。
- 皮脂腺より分泌される皮脂と汗が混ざり合い、肌を包む皮脂膜が出来る。それが肌の保湿と保護をする天然のクリームである。ちなみにPhは4.5~6.0の弱酸性。
<汗の違い>
- エクリン腺は全身に100以上もある小さな汗腺で主に体温を調節する役割。99%は水分で1%に塩分や尿素、アンモニアが含まれていて臭いはほぼない。
- アポクリン腺は脇の下や陰部、耳の中、肛門、乳輪などにある汗腺。タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分などが含まれいる。これらの成分が常在菌を分解してしまうのでワキガ独特の臭いが生まれる。
表皮の特徴と役割

- 皮膚の中の表皮の厚さはわずか0.3mm。一番内側から『基底層』『有棘層』『顆粒層』『角質層』の4層構造で出来ている。
- 基底層で細胞(ケラチノサイト、メラノサイト)が作られている。作られている95%はケラチノサイトで後5%がメラノサイト。そして、このメラノサイトがメラニン色素を放出し(肌を黒くして)紫外線から身を守っている。
- 基底層で生まれた細胞は形を変えながら表面に向かって押し上げられて行き、最後はアカになって自然に落ちて行く。
これをターンオーバーという。ターンオーバーは年齢と共に悪くなり、20代で24日、60代で100日かかると言われている。
- 肌がくすむ、ニキビができた、シミが出来たとなったらターンオーバーが原因みたいだ。ちなみに、ターンオーバーを正常化するには食生活、生活習慣を正しくする、ピーリングを行うと良いと言われている。
- 有棘層には樹状細胞(ウイルスなどを見つける、チクリ屋)のランゲルハンス細胞がいる。
- 人は手の平、足の裏に毛がない構造になっている。これはおそらく、物を掴む為、地面を歩く為に皮膚(角質層)が厚くなっていったんだと思われる。これはつまり、毛穴がないからホコリが入らないく、ニキビが出来にくい構造になっている。
真皮の特徴と役割

- 真皮は竹かごの網目状のようにコラーゲン繊維が張り巡らされ、それをエラスチンで繋ぎ合わせてる。そして、エラスチンにはが弾力性のあり、これが衝撃をやわらげ、クッションの役割をしている。
- さらに、これらの隙間には水分が含まれているゼリー状のヒアルロン酸などが含まれていて、これらが肌の内側だけじゃなく全体に潤いと、柔軟性をもたらしている。
- 真皮の中の線維芽細胞がコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作っている。
- 真皮はターンオーバーがないからケガが治りにくい。
- 真皮には『血管』『神経』『皮脂腺』『汗腺』『リンパ管』などがあり、暑いと汗を出し、体温を下たり、寒いと立毛筋を収縮して、毛を立たせ寒さをしのぎ、体温調節をし、ここの血管が肌全体に栄養の配給などをしてくれてるみたいだ。
- コラーゲンやエラスチンは加齢とともに減少し、切れてしまう。それが原因で表皮を支える力が弱くなり、肌全体の弾力やハリが失われる。そして、深いシワやたるみが出来る。
皮下組織の役割と特徴
- 皮下組織は表皮と真皮を支えている、大量の脂肪を含んだ組織で血管、神経、汗腺などを保護している。厚さは頭部、額、鼻などは約2mmと薄めだが、大部分は4mm~9mmである。この大部分には『動脈』と『静脈』も通っている。
- 皮下組織は外部刺激のクッションの役割、断熱、蓄熱といった保湿機能の役割も果たす。
- 脂肪をエネルギーという形で蓄えてる。