薬疹とは薬を飲んだりする事によっておきる薬アレルギーの事です。
◎水疱性類天疱瘡になられた方の体験談を読むと、薬を飲んでから、すぐに症状が酷くなったり、水疱が出来始めるなどの共通点が多く、薬疹だということがわかりました。
薬を知る
<ステロイドとは>

- 体内の副腎皮質ステロイドホルモンっと呼ばれる腎臓からでているホルモンを人工的に作った薬。
- 現代医学における一番のかゆみ、炎症止めである。
- 強制抑制薬(症状を強引に出なくさせる薬)でLv.1~5まであり、アレルギーや風邪など幅広い範囲で使われていて、病気の最初の火消し役として使われる。Lv.1が一番強い。
- 5〜6日続けて塗っても改善されないなら中止する。
- ステロイドパルス治療とはわかりやすく言うと、手術の点滴の事である。
- ステロイドの役割をわかりやすく数字で説明すると、
10 ー 8 = 2
(ウイルスなどの異物)ー(体内のステロイド)=(かゆみ)
だから、薬を使いかゆみをなくなす(0にする)。
10 ー 8 ー 2 = 0
(ウイルスなどの異物)ー(体内のステロイド)ー(薬)= (かゆみ)
でも、このかゆみ、炎症などは白血球が出しているウイルスを退治する自己免疫力のことなので、この薬を使うということは、手術ならいいのだが、菌などに対しては白血球を出さず、菌を体内に飼うようにしているのと同じ事なのである。
<ステロイドの副作用>
- 感染症、糖尿病、高血圧、骨粗鬆症、動脈硬化、白内障、精神病、ムーンフェイス、中心性肥満などになりやすい。
- 副腎機能の低下。ステロイドは体内で出る量が決まっている。つまり、とんぷくならいいのだが、毎日頻繁に飲んでたりすると、体のステロイドホルモンは薬に頼ってしまい出さなくなる。
- ニキビ、とびひなどの細菌性や水虫、カンジタなどの真菌、ヘルペス、帯状疱疹などのウイルス性は悪化する。
- 薬に頼れば、頼るほど、脱ステロイドがしにくくなる。下手にすると、命に関わる。
<抗ヒスタミン薬>

- 体内には好塩基球というアレルギー反応を出し、ウイルスなどを倒す白血球がいる。この薬はそれの信号を出す前に、ヒスタミン受容体をふさぎ、アレルギー反応を出させないようにする。
- ステロイドには威力は劣るがこれもかゆみ止めの強制抑制薬。第1世代と第2世代(Ⅰ類、Ⅱ類)がある。
<抗ヒスタミンの副作用>
- 非常にだるい。眠気がひどい。特に第1世代。
- 第1世代は緑内障や、前立線肥大には禁忌。
- 第2世代Ⅰ類ではてんかん、熱性痙攣を悪化させる。
<ヘパリン類似物質>

- 乾燥肌対策として使われている薬。その為、保湿成分に優れていて、弱まった肌の保湿力、肌のバリア機能を取り戻すことが出来る。
- 医師が出す薬は『ヒルドイド』のみで、強制抑制薬としての効果もあり、ステロイドの代わりとしても使われる。
<副作用>
- まだ重篤な副作用は言われていないとされている。
<抗生物質>

- 抗生物質とは病気の原因となる細菌を殺し、増殖を抑えたりする。
- 色々なタイプの種類がある。例えば、ペニシリン系、セファム系、マクライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系など。
- カビや細菌によって分泌された、他の微生物や生細胞の発育を阻害する有機物。
<抗生物質の副作用>
- 菌交代現象が起きる危険がある。(抗生物質は薬を塗り続けると、善玉菌まで殺してしまい、悪玉菌、真菌が異常繁殖する。)
- 使うなら使うを徹底する。使って止めてを繰り返すと、菌が強くなり耐性菌を生む。
- 小さい頃から使っていると、将来アレルギーが多くなったり、薬が効かなくなる。
<抗真菌薬>

- 真菌(白癬菌、マラセチア菌、カンジタなど)を殺菌する薬。
- 症状が治っても菌は完全に死んでいないので最低1ヶ月は治療する。
- 肌の角質層には白血球がいない。その為、人間は真菌に対する抗体がないから何度でも感染する。だから、抗真菌薬は必要である。
- 抗真菌薬の強さはMICで表し、0に近いほど強力。
- 真菌は高温多湿が好きなので、薬を使うタイミングは基本的に風呂から上がった時が一番効果的。
- 抗真菌薬はかぶれやすいので、3日立って改善されなかったら薬を変える。
<抗真菌薬の副作用>
- かぶれやすい。発赤、紅斑が現れたりもする。
真菌患者の豆知識
- 菌が水分を好むイメージがあり、風呂は遠慮がちになるかも知れないが、それは違っていて、逆にこの菌は汚れを好むのでかぶれてないなら毎日入ること。
- ただし、界面活性剤が入ってる洗剤は(洗顔フォーム、シャンプー、ボディソープは必ず入ってる)真菌が悪化する恐れがあるからダメ。必ず、無添加石鹸(シャボン玉石鹸なら髪も洗えるのでオススメです)を使うこと。
- この無添加石鹸で髪を洗うと髪がキシキシになるが、専用のリンス(クエン酸など)で髪を中和し、キューティクルで潤いのある髪になる。
- 髪は毎日洗ってもハゲない。逆に洗わないと毛穴に皮脂がつき細菌などが繁殖しハゲる。
- 患部に傷がある場合、『イソジン』を使ってもいい。このヨウ素が細菌、真菌にも効くので効果的である。ただし、抗真菌薬と同時に塗ると真菌薬がヨウ素を殺してしまい、効果が半減するので時間をズラして塗ること。
薬疹について
◎これは皆さん色んなタイプの薬を使っているので正確にどれで起きたかはわかりませんが、薬疹の確率が高く、一番怪しいのは
非ステロイドの抗ヒスタミン薬です!!!
そして、その次にステロイドとヘパリン類似物質!!!
母はこの抗ヒスタミン薬を飲めと言われてから水疱が発生しましたし、体験談を読んでも、初期症状でこの抗ヒスタミン薬を飲んでいる方が多数います。
そして、ステロイド(特に強力なタイプ)は先ほど説明したように長引く病気には不向きです!!これは自己免疫反応を誤魔化しているわけなので、これを薬疹と言うのはおかしいかも知れませんが、使えば使うほど症状は悪化していき、脱ステがしづらく、ドロ沼のように抜け出せなくなります。