<血液について>


- 血液は赤血球、白血球、血小板などの血球と血漿(血の液体)から構成されている。
- 血液は体の1/13を占めている。
- 血管はかなり脆く、衝撃などですぐに破ける。
- 心臓(左側)から送り出される血液を動脈と言い、動脈には栄養素や、酸素が積み込まれている。
その後、全身に分布されている毛細血管に移行し、栄養素や酸素を細胞に届けている。そして、静脈側の毛細血管に老廃物、二酸化炭素を乗せ、静脈に乗り、心臓(右側)に戻る。なお、静脈は血の流れる力(血圧)が弱い為、逆流防止の弁がついている。
言うならば、血液とはトラックであり、病原と戦う最前線の場である。
- 血液に酸素が少ないと赤黒くなる。
- 体内で作られた熱を体全体に広めている。
血漿について
- 血漿は91%が水分、透明な淡黄色の液体。その中に、タンパク質、無機塩類、糖質、窒素化合物などから出来ていて、老廃物、ホルモン、抗体も含まれる。
- 血漿は水素イオンが入っていて、Phを調節出来る。(Ph=7が中性。血液は7.4の弱アルカリ)このPhが一定でないと体の全ての機能が狂ってしまう。
- 肺で取り入れた酸素を一番に吸収している。
赤血球について

- 骨髄の赤芽球から作られている。
- 血液の細胞成分の大部分は赤血球。形は中心が凹んでいて、円盤のような形で核はなく表面が半透明に包まれている。
- 赤血球のほとんどはヘモグロビンが構成している。ヘモグロビンとは鉄を持つヘムと、タンパク質のグロビンのことである。
そして、ヘモグロビンは酸素を取り込むことが出来、酸素が不足してるところに行くと、酸素をあげて、二酸化炭素をもらうという、物々交換をしている。
- 赤血球、ヘモグロビンの量が基準値より減ると貧血になる。
白血球について

- 白血球の半数は顆粒球。顆粒球はさらに中性色素で染まる『好中球』、酸性色素で染まる『好酸球』、塩基性色素で染まる『好塩基球』がある。顆粒球の他には単核細胞の『リンパ球』、『単球』の5種類いる。
そして、白血球は病原菌などを殺菌する役割がある。
- 真菌に効くのは、好中球と、単球(マクロファージ)、リンパ球(Bリンパ球)である。
- 好塩基球はヒスタミンを出し、アレルギー反応で菌を倒す役割がある。
- 好酸球は患部を炎症させ、細胞を死滅させ、寄生虫、真菌の住めない環境にする。この炎症は実は強い殺菌効果がある。
- 骨髄の幹細胞から作られる、白血球は体内に貯蔵場があり、いつでも出れるようになっている。そして、このこの白血球が戦い死滅したものを組織液と言う。
- この組織液をわかりやすく言うと、傷口から出る黄色い汁や、鼻水、タンである。この中にはまだ死んでない菌もいる。
- ステロイドを使うと白血球は減少する。
<免疫グロブリンについて>
- 白血球の『Bリンパ球』は免疫グロブリンという成分を出し、異物などと戦ってる。
- 免疫グロブリンには5種類あり(IgG、IgM、IgE、IgA、IgD)、IgGは一番多く、ウイルス、細菌、真菌と様々な菌と戦っている。
血小板について

- 血小板は血管や組織の損傷に反応して、出血を止める役割をしている。
血管などが傷つくと傷口に血小板が集まり1次血栓を作る。その後、凝固系の血液がその間に接着剤として間を塞ぐ。最後に、綿溶系の血液が不要な血栓を溶かして除去する。
- 血小板の能力が高すぎると血栓が作られ脳梗塞、心筋梗塞が起こりやすくなる。
- 血管内では凝固しないようになっている。
アレルギー反応

1. 抗原がいたら樹状細胞(体のいたるところにいて、病気を見つけたら報告するチクリ屋)が白血球の単球、リンパ球に報告。
2. 抗原によって違いはあるが真菌の場合、リンパ球(Bリンパ球)が単球(マクロファージ)が共に活性化し炎症などの免疫反応が起きる。